サイトウのブログ

愛車スタイロを弄ってます~ 「スタント」と「ジャイロ」の合体マシンです。 ほとんどold_kpさんのまねをしています。 受け売り専門ブログです(笑) 「多摩ピット」として、ジャイロショップをオープンしました。 よろしくお願いいたします。 http://tama-pit.com

ジャイロとスタントの合体マシン、愛車スタイロの改造記録~old_kpさんの受け売り専門(笑)

CDIの謎(笑)

さ~、問題のパワーレブRW!

やっとKSRの配線図を手に入れ、ぜんぜん配線色が違うことに驚愕しました。

まったく色が違うので、想像で接続しても動かないはずです(笑)

知りたい方は内緒で教えます。
非公開コメントで聞いてくださいね(笑)

無事に点火するようになりました~(^^)

で、ついでに火力も録画してみました。

デイトナ赤箱火力

パワーレブRW火力

ノーマルCDI火力

やはり、火力は断然ノーマルCDIですね。
一番遠くまで火花が届きます。

というか!

この撮影時、カラス口でプラグキャップを挟んで持っているのですが、
他のCDIは大丈夫だったのに、ノーマルCDIの時だけ、めちゃめちゃ感電しました(笑)
その場で呆然とびっくりしてました。
やはり火力はノーマルCDIが全然強いです。

ノーマルCDI>パワーレブRW>赤箱

って感じですね。

さて、パワーレブRWを使うに当たって、配線は何とかなったのですが、
そのままつけると、超超超進角状態。

おかしいなぁ。。。。KSR用は4000以下11度という、ジャイロにしたら遅角になるはずなのに。。。

ということで、シンコーメタルさんに電話してみました。
調子悪くて横になっていたそうで、迷惑掛けてごめんなさい(^^;

で、聞いたら、モンゴリ系のローターは突起が短いということを教えて頂きました。

なるほど、ジャイロのローターだと突起が長すぎるので、進角状態に。。。。

で、ローター突起を10mmのこしまで削ってみました。

イメージ 1

これでとりあえずアイドリング可能になりました。

しかし、ここまで削っても点火時期は進角方向。

とりあえず動画取りました。

パワーレブRW(4000以上は20度設定)

パワーレブRW(4000以上は25度設定)

これを見る限り、設定どおりにちゃんと進角しました。

ただ、初期角度が合わないので、設定BTDCには程遠いです。
換算値を気にしながら設定するしかないですね。

もしくは、KSRと同じ突起を溶接で作る。
これが一番いい方法です。
もちろん、作るつもりです(笑)

以上のことから
「モンゴリ系やKSR110は、突起の始まりを点火タイミングとしている」
と考えられます。

ということで、ジャイロの突起終わりを突起始まりとするKSRと同じ長さの突起を作ればOKですね。
今後の課題とします。



さて、ついでと言っちゃなんですが、ノーマルCDIの挙動もチェックしました。

これは、シンコーメタルさんに試してくれといただいた宿題のローターです。

イメージ 2

これは、突起終わり10mmカット、突起始まり15mm。

以前検証した突起を4mm削ると4度進角になるという方法ですが、
タイミングライトで確認したところ、回転数3000以上になると、ノーマル点火位置に戻るという
現象が、起こっておりました。
実質、走行時はノーマル点火位置ということになっています。

予想では、アイドリング時は突起終わりで点火、3000以上は突起始まりで点火という挙動です。
という理論ですと、
「終わり10mmカット、はじまり15mm足しだと、3000以上で戻らずさらに進角する」
という挙動になるはずです。

で、動画です。

終わり10mmカット・始まり15mm足しローター

まったく予想通りの挙動です。

比較として以前撮影した、4mmカットだけのローターは以下の通りです。

終わり4mmカットローター

以上のことから、ジャイロのノーマルCDI
「アイドリング~3000」=突起の終わりで点火
「3000以上」=突起の始まりで点火
「5000以上」=ノーマルCDIで遅角
「7000以上」=点火プログラムが無くてアイドリングと同じ角度に
という挙動です。

とりあえず、パワーレブRW用ローターを用意するまで、このローター+ノーマルCDIで行きます。
シンコーメタルさ~ん!
突起溶接お願いします(笑)

そしてジャイロノーマルCDIの挙動確認は以上で終わります(笑)